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「金に支配されない13の真実」から学んだお金に操られない対策方法まとめ

投稿日:2020年12月9日 ➡︎ 更新日:

貯金

 

「お金がなかなか貯まらない」

というのは誰もが持ってる悩みの一つだと思います。

 

意識して貯めようと思っても、どうしてか、貯金は増えない。

そんな悩みを解決してくれそうな本をみつけました!

 

今回は「MIND OVER MONEY―――193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実」から学んだお金を貯めるための習慣をまとめてみました。

 

MIND OVER MONEY―――193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実 Kindle版

 

 

 

目次だよ

【そもそもお金がなくなるとIQが下がる】

いきなりびっくりする事実を話します。

貧しくなると頭が悪くなります。

 

・視野が狭くなる

お金がない、ただそれだけ人はお金のことだけに意識が向いて、

視野が狭くなりIQも下がって、

結果的にお金がどんどんなくなる行動をとってしまうんです。

まずこの事実を知ってください。

 

・お金がないのは自分のせいだと思ってしまう

「お金が貯まらないのは自分が悪い」

そう思ってしまう人も多いと思います。

 

どうしてそう思うのか。

それは、この世界が平等であると思っているからです。

 

平等であるからこそ、今の置かれている状況は本人の行いが招いた結果であると思うんです。

でも本当にそうでしょうか。

 

たとえば自分が、どこかの大企業の社長の子供だとしたら、

たとえば自分が、アフリカの何も貧しい国で生まれたとしたら、

そこからの生い立ちは平等と言えるでしょうか。

 

今いる環境が、その結果を招いているかもしれません。

実は育った環境によっても、脳への影響に差があることがわかっています。

 

ですから、今の置かれた状況に対して、ぜんぶ自分が悪いんだと、

そんなに責めないでください。

確かに環境によって差はあるかもしれない。

でもこれからの行いを変えることで、その差を埋めていけばいいんです。

 

【カードで支払うなら、現金で払うところを想像しよう】

クレジット、Suica、PayPay、d払い….

最近はなんでも電子決済になりました。

現金で支払うことの方が逆に珍しいです。

でもそれが、お金を余計に使っている原因だったりします。

 

・モノとしてのお金の方が貴重に見える

銀行通帳の数字としてみるお金と、

それを全額下ろして、目に見えて手で触れられるお金、

どっちらに”重み”を感じるでしょうか。

きっとモノとして存在するお金じゃないでしょうか。

人はただの情報よりも、そこに、確かにあるモノを大事にする生き物です。

 

でも最近では、支払いは電子決済が当たり前になりました。

モノとして実際に払うことは無くなってきています。

確かに簡単で、いくら使ったか確認できてとっても便利です。

けれど、それが原因で人の考え方は大きく変わりました。

 

今では、お財布の所持金と口座の残高の区別がほとんどつかなくなってるんです。

支払い方法が変わって、買うか買わないかの購入基準まで変わってしまったんです。

 

・支払うときに意識すること

「だったら今後は現金で支払うべき?」

それもおすすめできるとは言えません。

 

電子決済ができるなら、その方がいいと思います。

支払いは楽だしポイントがつくし小銭を落とす心配もありません。

支払いに関して言えば得することが多いんです。

 

変えるのは支払い方法ではなく、それを買おうとする自分の意識です。

 

想像してください。

もしそれを買おうとする時に現金で支払ったとしたらどうですか。

取り出して数えるお札の枚数や端数の小銭。

抵抗を感じるようであるなら、レジに行くのは待った方がいいです。

こうした考え方は簡単にモノを買おうとする気持ちを抑えることができます。

 

仮想で「その日だけ使える金額」を設定してみるのもいいかもしれません。

お財布の所持金がなくなったら、それ以上は何も買えませんよね。

 

【お買い得に騙されない】

Amazonのセールって魅力的ですね。

びっくりするくらい値段が下がっているものばかりです。

他にも店頭で在庫処分セールなんかもすごく値下げしている商品をよく見かけます。

 

確かに普段買うよりお得かもしれません。

でもそれって本当に良い買い物でしょうか。

 

・不必要なモノを求める必要はない

人は安くなったモノには敏感です。

得した時は誰だって賢く買い物ができたと嬉しくなるからです。

買った瞬間はすごく満足するでしょう。

でもそれを買った後はどうでしょう。

それ、ずっと使い続けてるでしょうか?

 

部屋の中を見れば必ずひとつは「なんでこんなの買ったんだっけ…」と感じるモノありませんか?

 

こんな言葉があります。

 

「迷う理由が値段なら買え 買う理由が値段ならやめておけ」

 

値段に満足するのではなく、買ったモノで得られる体験に満足しましょう。

 

「安く買えて得した」と思ったら、こう思い出してください。

 

「買わなければ、もっと得してた」

 

安くて得するものを狙うならネットで生活用品を買うのがおすすめです。

 

【モノに幸せを求めない】

モノを買うとき、人はそれに幸せを求めようとします。

便利だったり、質が良かったり、

それによって生活が楽しくなる。

そう思わせてくれることを期待して、人はモノを買います。

でも、全てのモノがそうとは限りません。

 

・モノ自体は幸せを与えてくれるものではない。

買ったときの喜びは長くは続きません。

はじめは大事に使うけど、その気持ちはだんだん薄れて、

いつかは興味がなくなり、別の新しいものが欲しくなります。

これが怖いのは、その感覚が思っている以上に短いことです。

 

・モノではなくコトにお金を使う

大事なのはモノそのものではなくモノを通して得られるコト、つまり体験です。

体験はいつだって価値を失いません。

いつでも自分の中に残り続けます。

もちろん豪遊は控えましょう。

 

”自分がその体験を通して成長できるコト”が良いと思います。

最近では月額サービスのオンラインサロンなんかが流行っていますが、

そういったものは自己成長につながりやすいので良い選択肢ですね。

 

・誰かのために使ってみよう

自分じゃない他の人のために使うと幸福度が上がります。(たとえそれが少額でもね!)

人からお菓子なんかの贈り物を貰ったら、嬉しくなりますよね。

人のために使うと、使う側ももらう側も嬉しくなるんです。

こんな良い体験はありません。

 

さらにすごいのは、この行動が人との関係良くすることです。

もちろん全てが何か実るということはありません。

でも長い目で見ればそれが人との良好な関係となって、

いつか大きなチャンスにつながることがあります。

 

チャンスはいつだって人との触れ合いで起きますから。

 

【循環思考で計算する】

ここまでの話を読んでいただいて

「よし次はちゃんとお金を貯める!」

と心を入れ替えてくれた人もいると思います。

でも気をつけてください。

それは、結果として今までと同じ結果を招くかもしれません。

 

・未来ではなく過去に目を向けてみる

人は何か決意するとき、未来に対して楽観的な気持ちになります。

前向きになるのは良いことですが、それは時として厄介です。

 

今日決意したことは大抵「明日から」に延びることがあります。

明日になると「明後日から」にまた延びます。

明後日になると、「来週から」と言うかもしれません。

 

決意するだけでは先送りする可能性があります。

そんな時に役に立つのが循環思考です。

循環思考というのは、今の自分は過去と同じような行動パターンで無意識に動いていることです。

つまり、未来への楽観的な気持ちを持つのではなく、

過去の行いをしっかり振り返ってあげることが大事です。

 

でもそれは難しいことです。

それをすると過去の失敗がたくさん出てくるからです。

その失敗から目を背けるために、

人はまだ来ない(そして絶対に来ない)未来に希望を持ちたいんです。

 

まずはその失敗を受け入れて見つ目ましょう。

自分の思考、行動パターンは変わらないと認めてあげるんです。

それを踏まえたうえで、どうするか具体的に考えればいいんです。

大丈夫です。今のあなたは過去のあなたよりずっと賢いのですから。

 

【夢中になることを見つけよう】

人がモノを求める理由は、今よりも豊かになりたい満足したいという気持ちがあるからです。

つまり、心を満たすことが本当の目的ですよね。

 

・夢中になることを探そう

自分が心の底から夢中になって取り組めることを探しましょう。

それだけで人は幸せになれます。

 

結局のところ、それに必要な分だけのお金があればいいんです。

ただし、だからと言って好き勝手使うというわけではなく、

あくまでも今の自分にできる範囲で努力しましょう。

身の丈にあった方法が大切です。

 

夢中になることが大事というは、

生きる上でも特に本質的な部分だと思うので、

これだけでもぜひ覚えておきましょう。

 

まとめ

お金が人の心に与える影響がわかれば、

それを治す方法だってちゃんと見つかります。

まずは今の状況を落ち着いてみるところから始めましょう。

 

本書ではより具体的に研究結果をもとに詳しく分析しているので、

よければ読んでみてください。

 

 

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