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思考

生き急がなくてもいい。生き満たすという考え方。

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周りや、自分自身の行動を振り返ってみると、
なんだか生き急いでいるように感じることはないでしょうか。
 
強い目的があり、使命感を持って、
必死でいて、毎日忙しくするのは悪いことではありません。
 
時代の変化が激しくなって、
新しい知識がどんどん出てくるようになりました。
 
それにより、学ぶこと、行動することを、
周りから急かされるような気がしているのかもしれません。
 
目指すものはなくても、何かしなくちゃと思わされていないでしょうか。
 
確かに、何かを始めるのは良いことですし、それが必要です。
ですが、生き急ぐことはありません。焦って動かなくてもいいんです。
 
幸せを感じながら、変化に対応していくにはそれが大切です。
 
 

目次だよ

【生き急げばどこかで力尽きる】


生き急ぐとは、時間を無駄にせず、
充実した生き方をするというニュアンスがあり、本来は悪い意味では使われません。
 
似た言葉に「死に急ぐ」というものがり、
それと混同されるので、そう感じるのかもしれません。
 
ですが、生き急ぐ生き方は長くは続きません。そこには大きな欠点が存在するからです。
 

・周りに配慮できなくなる

生き急ぐ生き方は、あらゆる物事においてもハイペースになりがちです。
それによって、自分と他人とのペースに違和感を覚え、ストレスを感じるようになります。
 
いつしか、周りとの関係はどんどん悪くなり、
とても生きづらいことになるかもしれません。
 
生き急ぐことは、全力で集中できる反面、
周りが見えなくなってしまうという恐れもあります。
 
 

・いつも不安になる

生き急いでいれば、先のことが気になってきます。
 
失敗したくない。でも早く終わらせたい。
そう思えば思うほど、将来について不安がでてきます。
気がつけば、どんなてきも不安な状態になっているかもしれません。
 
いつも不安でいることは、それだけ辛い生き方になります。
 
 

・比較してしまう

生き急ぐほど、
何かを成し遂げたいと思っていれば、
どうしても他人と比較したくなります。
 
比較する対象によって、
自分の中に勝手な基準がうまれることがあります。
 
例えば、
◎◎歳までに結婚しなければならないとか、
年収は◎◎万円稼がなければいけないなどです。
 
その基準を満たさなければ、
人生において失敗したと思い込んでしまうのです。
 
本来そんな基準というものは存在しませんが、
生き急ぐことにより、それが生まれてしまうこともあるのです。
 
他人と比較することで、本来の自分を見失っていないでしょうか。
 
 

・どこかでバテる

燃え尽き症候群という言葉がります。
 
これは意欲的に動いていた人が、
ある日突然やる気を失い、うつ病に近い状態になることです。
 
行動しているのにうまく結果が出なかったり、
何かを成し遂げた先で目的を見失うことで起こると言われています。
 
いずれにしても、
やる気を持って行動し続けるのには限界があるということです。
 
生き急ぐ生き方は、まさにこれに近い状態です。
自分の限界以上に動き続けるのは無理があります。
 
 

【時間を優しく満たす】


生き急ぐという言葉は、
毎日を充実させるための考え方の一つです。
決して悪いことではありません。
 
しかし、どこかマイナスのイメージを持ってしまうのも事実です。
その原因は、「急ぐ」からくる焦りの気持ちではないでしょうか。
 
嘘のようですが、心の持ちようで時間の感覚は変わります。
 
同じ時間でも、焦っていれば少なく感じ、
逆に余裕を持てば、それだけ長く感じます。
 
生き急ぐ人がいつも時間に追われているように見えるのは、
焦りの気持ちから常に時間がないと思い込んでしまっているからです。
 
捉え方一つで焦りも余裕も作り出すことができます。
 
一日の中の時間を、焦って詰め込むのではなく、
優しく満たしてあげようとする考え方が大切ではないでしょうか。
 
それは生き急ぐのではなく、生き満たすということです。
 
 

【生き満たすこと】


生き満たすという考え方は、
窮屈ではなく、それでいて無駄な空白もなくして、
気持ちに余裕を持った一日を過ごせる状態を目指すことです。
 
 

・ゆっくり、落ち着いて

始めはとにかく「ゆっくり」動きましょう。
 
これは一見、何もしていないように見えていても、
確実に前へ進み少しずつ変化しているという姿勢です。
それはまるで植物がいつのまにか大きく成長しているのと同じことです。
 
何も変化していないように見えても、
絶えず成長し続けている状態を目指しましょう。
 
コップに水を入れるときも、
上から一気に流し込めば、こぼれてしまいますが、
優しく注ぐことで、無駄なく綺麗に満たされます。
 
落ち着いてゆっくり動いても、
焦って早く動いても、結果にそれほど大きな差はありません。
 
焦ってミスが増えてしまえば、かえって時間がかかってしまうのですから。
 
ゆっくり集中して動き、確実にこなしてしまいましょう。
 
 

・一日に期待しないし、無駄にもさせない

一日は思っているよりも短いです。
その僅かな一日の中でできることは限られます。
 
しかし、人はどこか、
その一日に全てを託そうとするときがあります。
 
例えば、試験の前日にまとめて丸暗記してしまおうとか、
前日できなかったことを今日は2倍やって取り戻そうとか。
 
詰め込めばプレッシャーとなり、
かえってやる気が無くなってしまって、
なにもしない一日を過ごしてしまうことだってあります。
 
一日に期待しすぎないことです。
期待しすぎることで、逆に大きな失望感を生んでしまい、一日が無駄になるのです。
 
期待せず、確実にこなせるものを選びましょう。
本を最低1ページ読む。英単語を一つ覚える。10分だけでも歩く。
 
簡単で単純なことでも、
その日にできればその日が無駄だったことにはなりません。
 
今日もできたと思える小さなことを増やしましょう。
今日できることは限られている。でも今日を必ず使い切る。
 
 

・定期的に時間をみる

家事や作業などの区切りごとに、時間を見てください。
 
時間を定期的に意識することで、
自分の中の時間感覚を伸ばすことができます。
 
それは、時間を見ることで、
今この瞬間の時間に留まる機会が増えるからです。
 
時間を気にせずに過ごすというのは、
時間と時間の間をジャンプするような感覚です。
 
楽しい時間があっという間に過ぎ去ってしまうのは、
今が何時なのかも意識せず集中し過ぎているからです。
 
或いは、やることに追われて忙しくしているときも、
次から次へとこなしていて、気付けば一日が終わっていたというのも同じです。
 
もしも、時間の確認を忘れずにしたいのなら、
「ポモドーロ・テクニック」を試してみましょう。
これは25分の作業と5分の休憩を交互に繰り返す時間管理の考え方です。
 
タイマーで25分セットし、
タイマーが鳴ったら、休憩するときに時間も確認しましょう。
 
これで意識しなくても、
時間を確認するタイミングを教えてくれますし、
定期的に休憩もとれて集中力が続くようになります。
 
定期的に時間の中に留まれば、一日を長く感じられます。
 
その感覚が余裕を与えてくれて、
出来ることはたくさんあると希望を持てるようになります。
 
 

・積極的に休む

ゆっくり確実に進み続けていても、休むことは必要です。
 
ここで大事なのは、
疲れたら休むのではなく、
疲れる前に休んでしまうことです。
 
余力があるときに休むからこそ、集中力の回復も早くなります。
いちど疲れ果ててしまえば、そこから治るのには時間がかかります。
 
集中したい時間の中に休み時間を入れてあげれば、
それがクッションとなって、長い間安定した心を保っていられます。
そのためにも、どこで休むか予め決めておくのも良いと思います。
 
休むことにも意欲的であれば、
安心して目の前のことにも集中できます。
 
 

【長く生きるからこそいつも平穏に】


急かされる世の中だからこそ、落ち着いて、
全体を見渡す余裕を持つことが大切ではないでしょうか。
 
誰にでもやるべきことはたくさんあります。
それを毎日こなしていくためには、まず心が平穏でいることです。
 
その気持があれば、
どんなときでも心が乱れないので、
結果的に幸せな生き方ができると思います。
 
焦りを感じたら、何か無理をしていないか見直しましょう。
 
 

-思考
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