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習慣

大切なものを忘れないために思い返す習慣を持つ

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今大切にしているものが何かハッキリと覚えていますか?
普通に考えたら、覚えていて当たり前な質問かもしれません。
では、10年前に大切にしていたものを思い出せますか?
これは、答えられる人と、そうでない人と分かれると思います。
 
大切にしていたはずなのに、時間が経てばいつの間にか関心が薄らいで、
最後には大切だったことすら忘れてしまったりします。
もしも、今大切にしているものも忘れてしまい、
何が大切なのか分からないまま生きるとしたらどうでしょうか。
 
思い返す習慣を作るのはとても重要です。
大切なものをいつまでも覚えていられるだけで、充実した毎日が送れるようになります。
 
 

目次だよ

【強い思いがあっても忘れてしまう】


人である以上、忘れてしまう記憶もあります。
大切なものでさえも、思い返すことをしなければ、いつかは忘れます。
 
例えば大きな夢があって、いつか目指したいと志しても、そこから何もせず、
いつかいつかと放っておけば、何を夢見ていたか忘れてしまい、何をすべきかも見失うことになります。
それは、生きる目的を失うことでもあります。
 
また、愛する人がそばにいたとしても、
その気持ちをおろそかにして、いつの間にかその気持すら忘れてしまったらどうでしょうか。
最も大切な人が、ただの同居人となってしまうかもしれません。
 
忘れないだろうと思っているほど、忘れてしまうものです。
そして、それが失われて初めて、大切なものだったと思い出すことになります。
 
大切なものだから忘れないという期待は、しない方がいいでしょう。
大切なものだからこそ、忘れない努力が必要です。
 
焚き火は始めのうちは勢いよく燃えますが、そのままではやがて消えてしまいます。
絶えず燃え続けるには、薪をくべなくてはいけません。
一度灯った火を消さないようにするように、大切な記憶も同じように消さない工夫をしましょう。
 
 

【大切なものを忘れないでいるメリット】


大切なものを思い返す習慣には大きなメリットがあります。
もちろん、大切なものをいつまでも覚えていられるというのは、それだけで大きなメリットですが、ここでは主に2つの実感しやすいもの紹介します。
 
 

・やるべきことが分かる

大切なものを忘れなければ、今やるべきことが分かります。
それは、大切なものを大切にしたいという強い動機が生まれるからです。
 
例えば、家族が何よりも大切であれば、家族と過ごす時間を優先的に考えられます。
できるだけ残業しないようにする、家族と話す時間を作る、積極的に共同作業を行うなどです。
 
或いは、実現したい夢があるのなら、
具体的な目標を決める、実現のために必要な期限を考える、毎日少しずつ取り組めることから始めるなど、できることはたくさんあるはずです。
 
大切なものを大切にしたいと思うことで、今まで意識していなかったやるべきことがたくさん見つかります。
逆に言えば、何もすることがないというのは、何か大切なものを忘れているのかもしれません。
 
 

・幸せを感じられる

もう一つ大きなメリットは、幸せを感じられることです。
なぜなら大切なものがあるというのは、そこに感謝や希望の感情が生まれるからです。
 
例えば、大切なものが家族であるなら、健康でそばにいてくれることには感謝したくなると思います。
いつまでもそうであって欲しいと願うようにもなります。
 
また、大切な夢を持っていたとしたら、そこに向かって、日々努力して充実した毎日を送れます。
そんな毎日を生きると、心が前向きになり、希望を感じられるようになります。
 
大切なものを大切にすることで感謝や希望を感じて、幸福感を得ることができます。
 
 

【思い返すための習慣】


具体的に思い出す習慣を作るにはどうしたらいいでしょうか。
結論を言ってしまえば、方法は人それぞれです。
どのようなやり方が合うかは、実際に試してみるしかありません。
いずれにせよ、意図的に思い出す仕組みを作ってあげることです。
 
それはまるで、絶えず北を指すコンパスを身につけるようなものです。
ここを確認すれば、正しい道が分かる。そんな指針を見つけることです。
その方角さえ見失わなければ、たとえ寄り道があったとしても、見失うことはありません。
 
理想は毎日行えるとより習慣化しやすく、大切なものが無意識の中にも残り続けるようになります。
もしも、毎日が難しいのなら、最低でも一週間に一回は思い出すようにしましょう。
 
 

・より具体的な方法

例としていくつか紹介します。あくまでも一例なので、自分に合う方法を探してみましょう。
 
①スマホの壁紙を見る
これはおそらく、一日でもっとも見る画面ではないでしょうか。
その画面を見るたびに、そこに映るものが目に飛び込んできます。
この壁紙に、本当に大切にしたいものを貼ってみましょう。
 

☆ 目標やスローガン
☆ 好きな人や家族の写真
☆ 欲しい物
☆ ないりたい姿

 
スマホの壁紙は、思い出すツールとしてはかなり最適な方法です。
 
 
②スマートウォッチを見る
こちらも持っている場合には、スマホと同じく見返す頻度が高いと思います。
意外とこれを目当てにスマートウォッチを買ってみるのも一つの手です。
何を貼るかは、スマホのときと同じ要領で大丈夫。
ただ、画面のサイズが小さいので、文字にするときには注意が必要です。
 
 
③手帳に書く
現代では、あらゆるものがデジタルツールに置き換わるようになりましたが、
紙に書く、紙を見る効果は、今でも強い力があります。
手帳は単にスケジュールを管理するだけでなく、大切なものを忘れないためのツールでもあります。
手帳に夢を書いて実現できたという話を一度は聞いたことがないでしょうか。
つまり、それほど効果があるんです。わざわざ手で書くことで、よりその気持を大切にしようとできます。
 
また、アナログの良さとして、デジタルツールよりも、早く見られます。
すぐ見れるから何度も見れる。結果忘れにくくなります。
手帳は忘れないためのツールとしても最適なんです。
 
 
④紙に書いて壁に貼る
よく受験生が「○○大学合格!」とやっているのを良く目にすると思います。
あれもまさに、大切なものを忘れず、モチベーションを保つためには効果的な方法だからこそ、誰もがやっています。
部屋に貼ってあれば、嫌でも目について忘れられなくなります。
それを他にも応用できるということです。
少し恥ずかしいかもしれませんが、やる価値のあるものだと思います。
もしも厳しいようなら、手帳だけでも大丈夫です。
 
 
⑤人に伝える
人に伝えるのはかなり効果的です。
なぜなら、覚えるという点では一番確実な方法だからです。
また、人に伝え他者からも何が大切なのか分かってもらえることで、言った本人も、それを守ろうとする力が働きます。
恥ずかしくて言いずらいものもあるかもしれませんが、
生涯を通じて大切にしたいと思えるなら堂々と言ってしまう方がスッキリして良いと思います。
 
 
⑥寝る前に思い返す
暗記が必要な勉強と同じように、寝る前に思い返すのも良いと思います。
目をつぶって、大切なものを思い浮かべながら、気分を良くして眠れるのは、本当に幸せなことです。
 
 
⑦大切なものはこれ!と改めて決める
「自分はこれが大切なんだ」と心の中で改めて決めるのもおすすめです。
自分の意思で強く決めることで、無意識に思い返す頻度が上がり、忘れにくくなります。
上記の他の方法と合わせるとより効果的です。
何事も覚えるには積極性があると良くなります。
 
 

【何が大切だったかを思い出す】


大切なものを忘れないための習慣化について紹介しました。
しかし、既に大切なものが何だったか忘れてたら、それを探す必要があります。
ただ、これについては、ここまで読んでいる間に思い出している人も多いと思います。
それは、単に思い返す機会がなかっただけなのですから。
ここからは、それでもわからない場合のヒントを紹介します。
 

・情景を浮かべる

今までに見た様々な情景を思い浮かべてみましょう。
大切なものだと感じるときには、必ずそれとセットになる情景があるはずです。
人はそういった記憶から連鎖して、感情や他の細かい情報も一緒に覚えています。
いつ、どんなときでも構いません。思い出せるだけ思い出してみましょう。
 

☆ 子供の頃に夢中で遊んでいたこと
☆ 不安がなく安心できるのはどんな時か
☆ (その時)どんな人と一緒にいると嬉しくなれたか
☆ 失って悲しくなったことがあるか

 
いずれにしても、強い感情が鍵となります。
 

・それでも分からない場合

もしそれでも思い出せない、或いは、今までそう言ったものを持ったことがなかったとしても、落ち込むことはありません。
そのときは、新しいものを見つけましょう。
生きている限り、大切なものは必ず見つかります。まだ出会っていないだけなんです。
 
では、どうしたらそれを見つけることができるでしょうか。
それは、今に集中して生きることです。
今この瞬間に意識を向けて生きることで、自分の中に起こる強い感情に気がつけます。
その中で、この気持ちを大事にしたいと思えば、それがあなたにとって大切なものです。
今に集中することについては、過去にも紹介しているので、よければ参考にしてください。
 


 
 

【大切にする気持ちがある限り、人は元気でいられる】


大切なものがあれば、それを糧とし、生きる理由とすることができます。
理由をもって生きる人は、いつも元気で若々しく見えます。
そういった人たちは、大切なものが何なのかを忘れず、常に思い続けている人たちです。
 
気持ちだけではどうにもならないかもしれません。現実の中には色んな問題や事情があります。
しかし、気持ちがなければ何も始まらないのです。
 
始まりはいつもその小さなキッカケにあります。
それを大切にし続ける習慣をもつことで、どんなときでも元気を保つことができるようになります。
 

-習慣

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