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思考

最も平和的な解決方法はすみ分けること

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フェンス
身近にある些細な揉めごとから、国同士の戦争まで、人との間には争いというものが絶えません。
どのような場所でも、人間関係でのトラブルは、必ずあります。
そこには、色んな欲望や思惑が絡むことで起きて、これと言った明確な原因を見つけるのは難しいです。
しかし、それでも争うといを解決できないというわけではありません。
その方法の一つにすみ分けるという考えがあります。
 
 

目次だよ

【出会わなければ、そこに争いはない】

争い
結論を言ってしまえば、出会いさえしなければ、そもそも争いなんて起こらないんです。
相手を意識するのは、その相手の存在を知ってしまったからです。
そこに相手がいなければ、相手に対して何も感じることはできませんし、思い煩うこともありません。
 
野生の動物も、出会うことがなければ、戦う必要もなく、お互いに知らないところで生きながらえるでしょう。
すみ分けて出会いを避けられることが、最も争いを防ぐ方法になると思います。
 
 

【人は独りでは生きていけない】

争い
とは言え、人は完全に独りでは生きていけません。
今この時代で、ここまで豊かな生活が出来るようになったのは、人々が協力して築き上げてきたからです。
もしも、また昔のような生き方を強いられることがあるなら、完全に独りで生きることは難しいはずです。
わたしたちは人との繋がりの中で生きる必要があるというのも事実なのです。
 
 

・人は出会う場所が多い

人の生活の中には、色んな出会う場所があります。
住んでいる家の中の家族、その近所、学校や会社や宗教などの組織、最近ではインターネットを通じて顔も名前も知らない人と関われるようになりました。
どこに住もうとも、そこに人は必ずいます。その人々と、自分とを完全に切り離すことはできません。
しかし、出会いの場があるのは悪いことではありません。
それは争う恐れもあれば、協力できる希望もあるからです。
 

・関わるか関わらないか

では完全にすみ分けることはできないのでしょうか。
そこで考えたいのが、関わる人と関わらない人を決めてしまうということです。
本当に関わるべき人に集中し、避けるべき人とは距離を遠ざける工夫が必要になります。
一度出会ったら、最後まで関わり続けなければいけないという決まりはありません。
こちらから、その線引をすることは可能です。
自分にとって生きやすい環境を作りましょう。
 
 

【関わる人と関わらない人】

スーツ
もしも人間関係での悩みがあるなら、それは関わるべき人と避けるべき人が混同しているからかもしれません。
あまり意識せずに、出会う人々と平等に接すれば、心地の良いときと悪いときがあるはずです。
そんなときは、自分から相手に対し、関わるべきか避けるべきかを、意志をもって見極める必要があるでしょう。
見極める方法はそんなに難しくありません。
単に一緒に居て心地よいかどうかということを考えればいいだけのことです。
 

・関わるべき人

どんな人が関わるべき人になるのか。それは心から仲間や師匠と呼べる人になります。
この人は嫌いじゃない。この人はそばに居てほしい。
そう思える人とは積極的に関わる方がいいと思います。
そして、そんな人たちには、決まって共通する特徴があります。
 
①価値観が同じ
好きなものや、優先するものが同じ人とはわかり合えると思います。
人と良い関係を作るうえでは、そんな相互理解が大切になるからです。
価値観が同じであれば、目指す方向も似てくるため、共に協力し合うことができます。
ときには厳しいことも言われるかもしれませんが、
それが目指す先に必要なものと分かっていれば、素直に受け取ることもできるはずです。
お互いに得になることに積極的になり、問題解決に集中できる、そんな人とはどんどん関わっていきたくなります。
 
②寛容である
寛容であるというのは、すぐに怒らず自分の感情をコントロールできることです。
簡単に怒らないというのは、それだけで凄いことです。
そんな人が身近にいたら、それだけで尊敬できます。
また、寛容な人は、怒る前に怒るような原因への対処がとても早いです。
こういった点はとても見習いたくなりますし、関わっていくことで自分自身の中にも寛容の心が成長していきます。
 
③長所に目が向けられる
人の長所に目が向けられるのも、素晴らしいところです。
その人から長所を認められれば、その強みを活かすことができるからです。
また、長所に目が向けられる人は、助言するのがうまい人でもあります。
欠点があることがダメなわけではなく、どう改善すればいいのかを教えるということです。
間違っていることを強調されるより、新しいやり方を勧めてくれる方が誰だって受け入れやすくなります。
 

・避けるべき人

反対に、関わりを避けた方が良い人とはどんな人でしょうか。
それは関わるべき人とは真逆の性質になります。
簡単に言えば、一緒にいると辛くなるということです。
 
ここで注意してほしいのは、相手を必要以上に敵視しないことです。
敵と意識すればするほど、それに思い煩い、悩みのもとになってしまうからです。
「この人とはすみ分けた方がいいな」と思うくらいなら、それほど悩まず落ち着いて距離をとることができます。
そう感じる人にもいくつか共通点があります。
 
①価値観が合わない
好きなもの、優先することが違ってくると、そこに争いのもとが生まれやすくなります。
例えば、タバコを好む人と嫌う人が同席して好む人が遠慮なしに喫煙し始めたら、嫌う人は不快になりますし、
仕事を優先する人と家族との時間を優先したい人が家族であれば、どこかで言い争うことにもなります。
 
もちろん、お互いが話し合う姿勢を持ち、寛容になり、相手に配慮できることができれば、良好な関係でいられるかもしれません。
けれど、それでも価値観が違うというのは、それだけ分かり合うのには困難な壁があることを忘れないでください。
相手と深く関わる前に、まず相手の価値観が何かを見つけてみましょう。
 
②文句が多い
文句とは、現状の不満に対して誰かに言葉で当たることです。
不満があるのは仕方のないことかもしれませんが、その問題を解決するよりも、
誰かにぶつけることで気を紛らわそうとするのは良い考えではありませんね。
たまに冗談交じりに使えば、それは楽しいコミュニケーションとなりますが、いつも聞いていれば、聞く方はうんざりします。
それは一緒にいて辛い感情を生むということです。
 
③すぐに怒る
ちょっとしたことでも怒りを表す人もいます。
怒る人のそばには、できるだけ近くに居たくないというのが、普通の反応だと思います。
そもそも、怒りがすぐに出てしまうのは、自分の感情がコントロールできていないことが原因です。
怒りは現状の不満に対する強い思いから引き起こされますが、その不満への解決よりも、
ただ不満であるということに気持ちが向いてしまうせいで、怒りが態度として現れてしまっています。
 
これは、普段から意識していないと簡単に飲み込まれます。
そして怒りに身を任せてしまえば、己の立場を見失います。
自分の怒りが他人を傷つけてしまうことも、構わなくなるからです。
それによって、人との関係が途切れることも、その人自身は全く気が付かないのです。
 
ですが、怒りのエネルギーは、ときに凄い行動力を生んでくれます。
ビジネスなど大きな目標を達成するために必要な怒りであれば、それは仲間の力になります。
リーダーシップを発揮するために、怒りが必要になることがあるのも事実なのです。
しかし、それ以外のことであれば、基本的に怒りは無駄に自分を傷つけてくるものです。
その人の持つ信念に応えたいと強く思えない限りは、そばにいない方が良いです。
 
④指摘が多い
指摘とは、「悪いものは悪い」と相手にハッキリ伝えることです。
指摘することで、何が問題なのか明確に見えるので、問題解決をするのには大事なことです。
しかし、指摘が多くなり過ぎたら、それを言われた人の気持ちはどうなるでしょうか。
どんどん自身を失っていくのではないでしょうか。
ダメな人間の烙印を押されているような気がしてこないでしょうか。
 
正すことは正しいのかもしれません。
けれど、相手の気持ちを考えずに過度な指摘をすることは、本当に正しいのでしょうか。
可哀想なことに、指摘の多い人は、指摘が多いことを誰からも指摘されません。
周りの人は、そんな人から距離をとり避けられるからです。
 
1つや2つであれば、ハッキリと伝えるのは良いことです。
ですが多くなるようであるなら、そこには優しさも付け足す必要があります。
優しさがなければ、それは見境なき攻撃のように見えてしまいます。
攻撃から自分の身を守るために避けるのは当然ではないでしょうか。
 
⑤嫉妬心が芽生える
自分より優れた人がいたら、素直に敬意をもって見習うのが良いと思います。
ところが、尊敬よりも嫉妬が勝ってしまうことがよくあります。
 
凄い人であると認めたいけれど、自分の感情がそれを阻止してしまう状態です。
悔しさや恐れや焦りなど、いろんな負の感情が複雑に絡んでいます。
そしてその感情が、相手を必要以上に敵視してしまうことになるんです。
これを克服するのは、本当に難しいです。
 
もしも、嫉妬の心で自分が乱れてしまうくらいなら、いっそ離れてしまうというのも1つの手段です。
その人のことが何も悪くなかったとしても、自分から嫌いになってしまうくらいなら、関わりを避ける方が、あたなのためになります。
そして遠ざかったあとで、自分自身を磨く努力をしてみましょう。
嫉妬が多くなるのは、今の自分に足りないものが多いと自覚しているからではないでしょうか。
今は集中して、その足りないものを満たしてください。
それから自分に自信がついて何も怖くなくなったら、改めて関わればいいのです。
 

・自信が増えると関われる人が増える

ここまで関わるべき人と避けるべき人の特徴について書いてきました。
ですが、避けることばかりに集中するよりも、
自信を多く持つことが、本当は一番大事だと思います。
なぜなら、自信があれば、相手に対しても寛容になれるからです。
 
誰と接しても自分は折れないという心があれば、そこに誰がいても安心していられるのです。
完璧な人間になれ、という訳ではありません。
時間をかけて自身を増やして、少しでも良好な関係ができるきっかけを作れば、その後の人生の幸福度が大きく変わってきます。
 
それが今すぐは無理であるなら、まずは関わる人を見極めて、あなたが安心できる環境に身をおいてください。
 

【全ての人と分かり合える訳じゃない】

分かり会えない
争いが絶えないのを見ればわかるように、全ての人が分かり合えるわけではないんです。
人にはそれぞれ違った価値観や考え方があります。
何を大事にするのか、どんな人が好きなのか、どう生きていくのか、その決め方は様々です。
 
だからこそ、すみ分ける必要があります。
自分の意志で、誰と関わりたいのか、それを明確に決めるんです。
 
わたしたちは、神でもなければ聖者でもありません。
誰にでも、平等に振る舞うのは無理があります。
あなたの生きる範囲の中を、あなたにとって最高の環境になるように作ってください。
 

-思考

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