「自分は頭が悪いから」「できが悪いから」と卑下して、何も出来ていないことに悩んでないでしょうか。
周りで、頭が良いと思う人がいると、なおさら強くそう思いたくなるかもしれません。
けれど、本当に大事なのは、頭の良し悪しではなく、頭を使っているかどうかです。
使うかどうかで、結果が大きく変わってきます。
・頭が悪いと思い込んでしまっている
・頭が良くなりたいけど方法が分からない
目次だよ
【性能よりも使用頻度】
頭の良さは人それぞれです。個人差があるのは、仕方のないことです。
しかし、答えが直ぐに出せるとしても、考えようと思わなければ、何の意味もありません。
最新の処理が早いPCを使ったとしても、起動して何も使わなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。逆に、たとえかなり処理の遅いPCだったとしても、計算をさせればやがて答えが返ってきます。どれだけ結果が出るのが遅くても、使い続けてあげるから意味があるんです。
また頭は使うほど良くなります。筋肉と同じように、使えば使うほど鍛えられるからです。
頭の良い人のほとんどは、元から良かったというよりも、どんどん使って鍛え続けた成果だと思います。
自分には分からないと、諦めてしまったら、その分ますます衰えることになってしまいます。
今の良し悪しは関係なく、使うかどうかに注目しましょう。
【頭を使うとは考える習慣を持つこと】
頭を使うとは具体的にどんなことでしょう。一言で表せば、それは考える習慣を持つことだと思います。
考える習慣を持つことで、自然と使う回数が増えどんどん鍛えられていきます。
・知らないことに気付く
まず、自分は何を知らないのかを考えましょう。もしかすると、あなたの思う頭が悪いというのは、単に知らないことが多いだけかもしれません。であれば、知っていることを増やせばいいだけです。何を知らないのか探しましょう。知りたいことでも大丈夫です。
知らないことが分かれば、あとは知る方法を実践しましょう。今は調べようと思えばいつでも情報が手に入ります。本でも、インターネットの検索でも、人に聞くでも、なんでもいいです。知りに行く行為を始めたことが大切なんです。
もしも調べてもよく分からないというのであれば、言葉の分解が足りていないかもしれません。
言葉の分解は、誰でも理解できるくらいに、優しい言葉に分けていく方法です。
専門用語であれば、その意味を解説した文章は必ずありますね。その解説している文章の中にも、知らない単語がいくつかあれば、それらの単語の意味を解説した文章も見つけます。こうして知らない単語は、どこまでも解説を探していくと、最後にはとても長いけど、知らない言葉はない文章になるはずです。あとはこれを読み込めば、それがどんな意味なのかを理解できると思います。
知っている人から見れば、その文章はとてもまどろっこしいと思うかもしれません。しかし、知らない人から見れば、知るためにはそれだけ多くの情報が必要なんです。新しいことを知るには、既に知っている情報をいくつも組み合わないといけません。始めはとにかく基礎知識を増やしていきましょう。
何かを知るだけでは何も変わりません。何かが変わるのは、あなた自身が世の中に何かを働きかけたときだけです。要するに、アウトプットするということです。
知ったことを活用し、できるようになったら、それだけで大きな喜びになります。或いは単純に知ったことを人に話すことも大切ですね。これについては、過去の記事でも紹介しているので、よろしければ参考にしてみてください。
・疑問をもつ
疑問をもつことも、頭を使う中では大切なことです。
「これはどういうこと?」「これはどうして?」「ということは?」と頭の中で疑問を繰り返すことで考えることがどんどん広まっていきます。
焦って答えを求める必要はありません。答えというのは、そう簡単には見つからないからです。それでも、粘って考え続けましょう。考え続けることで、頭がどんどん成長していきます。
・見つけた答えが正しいとは限らない
一番怖いのは、見つけた答えが絶対正しいと信じきって、その他の可能性を全て捨ててしまうことです。
自分の中で考えて見つけた答えは、必ず正しいとは限りません。もしも、正しいと信じきっていたことが間違っていたら、とてもショックを受けますし、それ以上考えをやめてしまうかもしれません。それが正しいのかどうかは、実際に試してみるしかないですね。
正しいと思ったものでも疑問を持って、いつでも本当に正しいものは何なのか、自分と向き合って考え続けましょう。
【頭を使うのは楽しい】
考える力は誰にもあります。人は考える生き物です。
考えるクセがあれば、毎日、いつでも新しい発見があります。そこからさらに新しい考えに発展し夢中で考え続けることもできます。そして考えたことは人に伝えたくなって、話たり書いたりすることで、人との輪も広がります。
頭の良し悪しに惑わされず、どんどん使ってしまいましょう。